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千里川土手で夜の飛行機撮影|実際に使った設定とコツ

飛行機撮影の聖地として有名な千里川土手で、夜の着陸機を撮影してきました。頭上スレスレを轟音とともに通過していく機体は、撮影目的じゃなくても一見の価値ありの大迫力。この記事では実際に使った撮影設定とあわせて紹介します。

【2026年6月追記】千里川土手の現在の状況とアクセス

この記事の撮影は、現在進行中の整備事業が始まる前のものです。千里川土手は豊中市による「豊中つばさ公園(ma-zika)」の整備が進行中で、撮影当時とは状況が大きく変わっています。

  • 滑走路側(右岸)は2025年8月に展望広場・遊歩道として整備され、開園しています。
  • 公園側(左岸)は2025年10月から2026年6月末ごろまで工事のため通行止めとなり、順次整備が進められています。
  • 整備に伴い、以前利用できた周辺のコインパーキングが閉鎖されるなど、駐車場の状況が変わっています。現在は公園の有料駐車場(ma-zika/20分100円・平日上限900円、9:00〜21:30・入庫21:00まで)などを利用します。夜間は閉場時間にご注意ください。

なお、記事末尾の「アクセス・実用情報」は現在の状況に合わせて更新しています。写真と体験談は整備前のものですが、お出かけの参考情報は最新のものをご覧いただけます。

封鎖範囲・アクセス・駐車場は今後も変わる可能性があります。お出かけ前に必ず豊中市の公式情報で最新の状況をご確認ください。

目次

千里川土手ってどんなところ?

大阪国際空港(伊丹空港)の滑走路南端のすぐ先にある、千里川沿いの土手です。着陸する飛行機がほんの数十メートル頭上を通過していくという、日本でも有数の飛行機撮影スポット。滑走路へと続く誘導灯と空港の夜景も相まって、夜は特にドラマチックな画が撮れます。

夜はフィーバータイム

日没直後の19時ごろに到着しましたが、平日にもかかわらずカメラを構えた先客がちらほら。それでもこの日は撮影場所に困るほどではありませんでした。

そしてこの時間帯、伊丹空港は着陸ラッシュ。数分に一回のペースで飛行機が降りてくるので、1機撮り逃しても「はい次」と言えるくらいシャッターチャンスは豊富にあります。

撮影場所は川の北側?南側?

空港敷地に隣接する土手の北側、そこから川を挟んで少し離れた南側のどちらからでも撮影できます。それぞれにクセがあるので、自分の機材に合わせて選ぶのがおすすめです。

南側
三脚高さはそこまで必要なし
レンズ望遠必須(200mm)
混雑比較的ゆとり
北側
三脚高さが必要
レンズ望遠そこそこ
混雑好位置が狭く混む

なお、Googleマップで見ると撮影地点のあたりに橋が架かっているように見えますが、ここは渡れません。北側・南側を行き来するには一度道路まで出て別の橋を渡る必要があり、500mほど歩くことになります。「すぐ向こう岸へ渡れそう」と思っても回り込みが必要なので、最初から狙う側を決めておくとスムーズです。

実際に使った機材と設定

撮影機材
カメラ
SONY α7R III
レンズ
SONY FE 24-70mm F2.8 GM(SEL2470GM)
SONY FE 70-200mm F4 G OSS(SEL70200G)
三脚
Manfrotto MK055XPRO3-3W(055アルミ三脚3段+3ウェイ雲台キット)
誘導灯の光を反射して輝く着陸態勢の機体の下面
着陸体制の機体を望遠で。滑走路の誘導灯の光を受けてほんのりオレンジに輝いています。

序盤の設定:望遠レンズを使用し、マニュアルモードでSS1/250・F4(開放)・ISOオートに設定して着陸機を撮影。機体を止めることはできたものの、ISOは25600まで上がりました。ここからは機体のブレとノイズとの戦いになります。徐々にSSを落としていきました。

後半の設定:撮っているうちに、SS1/125あれば機体はしっかり止められることがわかってきました。後半はそこを基準に、ISOを少しでも下げることを優先。最終的にはISO6400あたりまで落として撮影しましたがさすがに暗くしすぎて歩留まりは悪かったですね。

夜間の撮影をするといつも思うのですが、やっぱりレンズの明るさは正義ですね。明るい単焦点が欲しい…

撮ってみてわかったコツ

露出
着陸機を背後から狙うときは、マニュアルモードがおすすめ。まずはシャッタースピード1/125・絞り開放・ISOオートで撮り、写真を拡大して機体がしっかり止まっているかを確認します。止まっているのを確認できたら、そこから絞りとISOの最適なバランスを詰めていきましょう。
一方、頭上を通過していく飛行機は近くを横切るように飛ぶため、夜間に完全に止めるのはかなり難しいもの。こちらは先ほどより少しシャッタースピードを上げ、飛行機の動きに合わせてカメラを振りながら追いかけるように撮ると、ブレを抑えやすくなります。幸いチャンスは何度もあるので練習あるのみです。
フォーカス
夜間はピントが合いにくいので、マニュアルフォーカスがおすすめ。あらかじめ滑走路のライトに「置きピン」しておくと、動きの速い機体が相手でもピントを外しにくくなります。
機材
着陸機を狙うなら、望遠レンズとしっかり支えられる大きめの三脚を。頭上を抜けていく瞬間を収めるなら、広角〜標準が向いています。画角がまるで違うので、両方を撮りたいときは広角と望遠でカメラ2台体制にしておくと、レンズ交換のロスなく狙えます。
頭上を通過する旅客機と月
頭上スレスレを掠めるように飛ぶ飛行機。月のブレ具合からカメラを振って撮影した様子を感じてもらえるかと。
着陸して遠ざかっていく機体のテールビュー
着陸機を背後から。赤いアンチコリジョンライト(衝突防止灯)がタイミングよく光ってくれました。ガンダム感のある配色がお気に入りの一枚。

アクセス・実用情報↻ 2026.6.15 update

所在地
大阪府豊中市原田中(伊丹空港 滑走路南端そば、豊中つばさ公園『ma-zika』)
アクセス
阪急宝塚線 曽根駅から徒歩約18分/阪急バス95系統「豊中つばさ公園『ma-zika』」バス停下車すぐ
駐車場
公園の有料駐車場『ma-zika』(127台/20分100円・平日のみ上限900円、9:00〜21:30・入庫21:00まで) 夜間は閉場時間にご注意ください かつて周辺で利用できたコインパーキングの一部は、整備事業により閉鎖されています
ベストタイム
日没後のブルーアワー〜夜 夕方以降は着陸頻度が高く、シャッターチャンスが豊富です

※本記事の実用情報は執筆時点のもので、目安として掲載しています。アクセスや駐車場などは変更される場合があるため、お出かけ前に最新情報をご確認ください。

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この記事を書いた人

SONY α とともに日本各地を旅しています

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