飛行機撮影の聖地として有名な千里川土手で、夜の着陸機を撮影してきました。頭上スレスレを轟音とともに通過していく機体は、撮影目的じゃなくても一見の価値ありの大迫力。この記事では実際に使った撮影設定とあわせて紹介します。
この記事の撮影は、現在進行中の整備事業が始まる前のものです。千里川土手は豊中市による「豊中つばさ公園(ma-zika)」の整備が進行中で、撮影当時とは状況が大きく変わっています。
- 滑走路側(右岸)は2025年8月に展望広場・遊歩道として整備され、開園しています。
- 公園側(左岸)は2025年10月から2026年6月末ごろまで工事のため通行止めとなり、順次整備が進められています。
- 整備に伴い、以前利用できた周辺のコインパーキングが閉鎖されるなど、駐車場の状況が変わっています。現在は公園の有料駐車場(ma-zika/20分100円・平日上限900円、9:00〜21:30・入庫21:00まで)などを利用します。夜間は閉場時間にご注意ください。
なお、記事末尾の「アクセス・実用情報」は現在の状況に合わせて更新しています。写真と体験談は整備前のものですが、お出かけの参考情報は最新のものをご覧いただけます。
封鎖範囲・アクセス・駐車場は今後も変わる可能性があります。お出かけ前に必ず豊中市の公式情報で最新の状況をご確認ください。
千里川土手ってどんなところ?
大阪国際空港(伊丹空港)の滑走路南端のすぐ先にある、千里川沿いの土手です。着陸する飛行機がほんの数十メートル頭上を通過していくという、日本でも有数の飛行機撮影スポット。滑走路へと続く誘導灯と空港の夜景も相まって、夜は特にドラマチックな画が撮れます。
夜はフィーバータイム
日没直後の19時ごろに到着しましたが、平日にもかかわらずカメラを構えた先客がちらほら。それでもこの日は撮影場所に困るほどではありませんでした。
そしてこの時間帯、伊丹空港は着陸ラッシュ。数分に一回のペースで飛行機が降りてくるので、1機撮り逃しても「はい次」と言えるくらいシャッターチャンスは豊富にあります。
撮影場所は川の北側?南側?
空港敷地に隣接する土手の北側、そこから川を挟んで少し離れた南側のどちらからでも撮影できます。それぞれにクセがあるので、自分の機材に合わせて選ぶのがおすすめです。
なお、Googleマップで見ると撮影地点のあたりに橋が架かっているように見えますが、ここは渡れません。北側・南側を行き来するには一度道路まで出て別の橋を渡る必要があり、500mほど歩くことになります。「すぐ向こう岸へ渡れそう」と思っても回り込みが必要なので、最初から狙う側を決めておくとスムーズです。
実際に使った機材と設定
SONY FE 70-200mm F4 G OSS(SEL70200G)

序盤の設定:望遠レンズを使用し、マニュアルモードでSS1/250・F4(開放)・ISOオートに設定して着陸機を撮影。機体を止めることはできたものの、ISOは25600まで上がりました。ここからは機体のブレとノイズとの戦いになります。徐々にSSを落としていきました。
後半の設定:撮っているうちに、SS1/125あれば機体はしっかり止められることがわかってきました。後半はそこを基準に、ISOを少しでも下げることを優先。最終的にはISO6400あたりまで落として撮影しましたがさすがに暗くしすぎて歩留まりは悪かったですね。
夜間の撮影をするといつも思うのですが、やっぱりレンズの明るさは正義ですね。明るい単焦点が欲しい…
撮ってみてわかったコツ
一方、頭上を通過していく飛行機は近くを横切るように飛ぶため、夜間に完全に止めるのはかなり難しいもの。こちらは先ほどより少しシャッタースピードを上げ、飛行機の動きに合わせてカメラを振りながら追いかけるように撮ると、ブレを抑えやすくなります。幸いチャンスは何度もあるので練習あるのみです。


アクセス・実用情報↻ 2026.6.15 update
大阪府豊中市原田中(伊丹空港 滑走路南端そば、豊中つばさ公園『ma-zika』)
阪急宝塚線 曽根駅から徒歩約18分/阪急バス95系統「豊中つばさ公園『ma-zika』」バス停下車すぐ
公園の有料駐車場『ma-zika』(127台/20分100円・平日のみ上限900円、9:00〜21:30・入庫21:00まで) 夜間は閉場時間にご注意ください かつて周辺で利用できたコインパーキングの一部は、整備事業により閉鎖されています
日没後のブルーアワー〜夜 夕方以降は着陸頻度が高く、シャッターチャンスが豊富です
※本記事の実用情報は執筆時点のもので、目安として掲載しています。アクセスや駐車場などは変更される場合があるため、お出かけ前に最新情報をご確認ください。
