2015年にSONYαを購入してから、日本各地たくさんの場所を訪れました。その中から特に美しいと感じた100のスポットを紹介します。
まだまだ行ってみたいところはたくさんありますし、天候や本人のセンス・技術不足で満足な写真が撮れていないところも多々あるので、随時アップデートを予定しています。
近畿エリア
白鬚神社(滋賀県)
琵琶湖の西岸を走っていると美しい湖中鳥居が目をひきます。近江厳島とも呼ばれる大鳥居は湖岸にある白鬚神社のもの。日の出の撮影スポットとして有名です。
彦根城の桜(滋賀県)
ひこにゃんで有名な彦根城では、ライトアップされた桜がお堀の水面に映り込むリフレクションの絶景を見ることができます。1100本もの桜が植えられているそうでボリューム感もありますね。撮影地へはまだ明るいうちに到着したのですが、既にベストポジションには三脚がずらりと並んでいました。
マキノ高原 メタセコイア並木(滋賀県)
マキノ高原へ向かう道沿いに、2.4kmにわたり植えられているメタセコイア並木。特に新緑や紅葉の季節には絶景の並木道として近年人気のスポットになっています。
嵯峨野 竹林の小径(京都府)
野宮神社から大河内山荘庭園への400mにわたり緑のトンネルが続く竹林の小径。季節を問わず景観を楽しめるスポットとして人気です。
伏見稲荷神社 千本鳥居(京都府)
本殿から奥社へ続く山道には無数の鳥居が立ち並んでいます。まるで別世界に迷い込んでしまうかのような、不思議な感覚を覚えました。海外の方からも人気のスポットになっているようです。
大原三千院(京都府)
京都市左京区にある天台宗の寺院で庭園の苔の美しさで知られています。中心部から少し離れているためオーバーツーリズム気味の京都にあってゆっくりと散策を楽しむことができるスポットです。
伊根の舟屋(京都府)
伊根の舟屋は1階が船のガレージ、2階が居住部分という独特の構造をしており、海に面して舟屋が建ち並ぶさまは漁師町の原風景を感じさせます。
千里川土手(大阪府)
大阪府北部を流れる千里川の土手に大阪国際空港に発着する飛行機を間近で見ることができるスポットがあります。轟音とともに頭上をかすめるように着陸する飛行機は大迫力でした。
ハーバーランドの夜景(兵庫県)
神戸ポートタワーや海洋博物館など、港町神戸を象徴する建物を切り取った風景を撮影できるスポット。周囲には他にもライトアップされた観覧車やレンガ倉庫といった夜の景色を楽しめる場所が数多くあります。
摩耶山 掬星台(兵庫県)
「手を伸ばせば星を掬えるほどの夜景」に由来する掬星台。その名に違わず大阪から神戸までの夜景を一望できる日本屈指の夜景スポットで、函館、長崎と並んで日本三大夜景に数えられています。
吉野の桜(奈良県)
吉野山では春になると3万本の桜が咲き誇るといわれています。なかでも吉水神社からの景色は、山肌いっぱいに咲き誇る桜を一度に見ることができることから一目千本と呼ばれています。
又兵衛桜(奈良県)
奈良県宇陀市に本郷の滝桜とよばれる見事なしだれ桜が植えられています。戦国武将として活躍した後藤又兵衛の屋敷跡に植えられたことから地元では又兵衛桜の愛称で親しまれています。
円月島(和歌山県)
南紀白浜のシンボルとなっている円月島。夕日の絶景がみられることで有名です。春分・秋分の頃には穴の部分に夕日が沈んでいくみたいです。
橋杭岩(和歌山県)
紀伊半島南西部の海岸に40個余りの奇岩が立ち並んでいます。あたかも橋の杭だけが立っているように見えることから橋杭岩とよばれています。
これ近くで見ると本当に大きくて圧倒されます。
熊野古道 大門坂(和歌山県)
熊野三山への古の参詣道として世界遺産にも登録されている熊野古道。ここ大門坂は熊野那智大社へ向かう山道です。苔むした石段と杉並木の道を歩きながら古の旅路に思いを馳せます。
那智の滝(和歌山県)
日本三名瀑のひとつであり、落差日本一をほこる那智の滝。青岸渡寺の三重の塔とからめた構図が有名ですが、撮影ポイントがわからずかなり彷徨いました。
中国エリア
鳥取砂丘(鳥取県)
”スナバはある”で有名な鳥取砂丘。雪が降るとその姿は一変し、一面の銀世界をみることができます。
大山 鍵掛峠(鳥取県)
大山南壁の展望地として人気な鍵掛峠。秋になると一面の紅葉と夕陽に染まる大山を見に多くの方が訪れるスポットです。
宍道湖(島根県)
松江市と出雲市にまたがる宍道湖。湖の中にある嫁ヶ島を点景にした夕日の絶景スポットとして知られています。
金言寺の大銀杏(島根県)
奥出雲の金言寺には推定樹齢350年といわれる大銀杏が植えられています。水田へのリフレクションや茅葺き屋根の本堂と銀杏の景色を楽しむことができます。
天国に一番近い里(島根県)
島根県の山間部にある人口わずか数十人ほどの川角集落。ここでは春になると花桃や菜の花が一斉に咲き誇り、正に桃源郷といった光景を見ることができます。2007年から耕作放棄地に花桃を植え続け、現在では2000本にも及ぶそうです。
備中国分寺(岡山県)
奈良時代全国に建立された国分寺のひとつ。高さ34mの五重塔を点景に、春から秋にかけての様々な花と夕日を撮影できるスポットです。
醍醐桜(岡山県)
のどかな山里の風景の中に、圧倒的な存在感を放つアズマヒガンの巨木が立っています。後醍醐天皇が隠岐配流の際に、この桜をみて称賛したことからこの名前がついたといわれています。
千光寺公園(広島県)
尾道中心部の北側、坂を登った先に千光寺公園があります。そこからは尾道を一望でき、坂の街であることを感じさせてくれます。
厳島神社(広島県)
日本で唯一、潮の満ち引きのある場所に立つ寝殿造りの美しい神社。海中に建つ大鳥居は世界遺産・厳島神社のシンボルになっています。
錦帯橋(広島県)
岩国市にある美しい5連アーチの木造橋。江戸時代に建てられたものながら、現代の橋梁工学からみても非の打ちどころがないと言われています。現在でも伝統的な工法で修繕がなされているようです。
秋吉台(山口県)
日本最大級のカルスト大地として知られる秋吉台。見渡す限りの広い草原に無数の石灰岩が並ぶさまは圧巻の風景です。窪みに見える部分は石灰岩が侵食されてできた穴でドリーネと呼ばれます。地下の鍾乳洞までつながっているそうです。
元乃隅神社(山口県)
山口県北部の海岸に123基もの鳥居が立ち並ぶ風景を見ることができます。鮮やかな空と海の青と赤い鳥居の織りなす絶景は、CNNの日本で最も美しい場所31選にも選ばれたことがあります。
角島大橋(山口県)
山口県の本土と角島を結ぶ全長1780mの角島大橋。空・海・島・橋のコントラストが美しく、車のCM撮影地にも選ばれています。
四国エリア
紫雲出山(香川県)
三豊市の荘内半島に位置する紫雲出山。毎年春になると満開の桜と瀬戸内の多島美を一望できるスポットとして有名です。混雑緩和のため桜のシーズンは入山規制が行われ、事前予約が必要となっています。
父母ヶ浜(香川県)
晴天×無風×干潮の条件が揃うと、潮溜まりに周囲の景色が鏡のように反射し、「天空の鏡」と呼ばれる絶景を作り出します。その様から、日本のウユニ塩湖とも呼ばれています。
高屋神社(香川県)
下宮から山道を抜け270段の石段を登った先、標高404mの稲積山山頂にある本宮からは鳥居と麓の市街地、瀬戸内海が一望できる「天空の鳥居」と呼ばれる絶景を見ることができます。
銭形砂絵(香川県)
有明浜の白砂に描かれた周囲345mもあるこの砂絵は、寛永10年に藩主を歓迎するために一夜にして作られたと言われています。現在では地元の有志で年2回景観を維持する作業が行われているようです。
道後温泉本館(愛媛県)
3000年の歴史を持ち日本最古の温泉とされる道後温泉。その中心にあるのが国の重要文化財にも指定されている「道後温泉本館」です。ジブリ映画に登場する湯屋のモデルのひとつと言われています。
奥祖谷の二重葛橋(徳島県)
徳島県の秘境、奥祖谷地方には高山に自生するシラクチカズラで架設された橋が現在でも残っています。一説によると、この地に逃れた平家の一族が追手が来てもすぐに切り落とせるように架けたんだとか。実際に渡ってみると高度もあり、今にも落ちそうに軋むし橋桁は細い板で隙間が大きいしでかなり怖いです。
四万十川 岩間沈下橋(高知県)
本流に大規模なダムが建設されていないことから「日本最後の清流」と呼ばれる四万十川。その流域には沈下橋と呼ばれる欄干のない橋がいくつも架けられています。洪水時に水や堆積物の抵抗を少なくすることで、水捌けを良くして橋の破壊を防ぐことができるようです。現在では四万十川流域の原風景として広く知られています。
桂浜(高知県)
砂浜と海、松のコントラストが美しい、高知を代表する景勝地です。月の名所としても知られています。
九州エリア
佐賀バルーンフェスタ(佐賀県)
毎年11月に佐賀でアジア最大級の熱気球の国際大会が開催されます。約100機のバルーンが佐賀の空を彩る光景は幻想的でまるで海外にいるかのような気分になりました。
環境芸術の森(佐賀県)
唐津市の作礼山中腹にある環境芸術の森。「人が手を加えることで森の美しさを守りたい」という願いを込めて造られたもみじの森です。山荘からは漆塗りのテーブルに周囲の景色を反射させた写真をとることができます。
稲佐山(長崎県)
周囲を山に囲まれたすり鉢状の地形で、長崎港を中心に縦にも市街地の広がる長崎市。その立体的な夜景は「1000万ドルの夜景」と称され世界新三大夜景に二度も選ばれているほどです。数ある展望台の中でもここ稲佐山からの夜景は地形的な特徴が生きているとされ多くの鑑賞客で賑わっています。
九十九島(長崎県)
日本本土最西端にあり複雑に入り組んだリアス式海岸と大小様々な島で構成される長崎県。中でも佐世保市の西側には日本一島が密集していると言われる九十九島の絶景が広がっています。湾を取り囲むようにたくさんの展望所があり多彩な景色を楽しむことができます。
白木峰高原(長崎県)
標高1057mの五家原岳の中腹にある白木峰高原は春には菜の花、秋にはコスモスが咲き乱れ、晴れた日には諫早湾越しに雲仙岳の姿を見ることができます。日の出の名所として知られています。
大三東駅(長崎県)
日本一海に近い駅の一つと言われる島原鉄道の大三東駅。空と海の青に黄色いハンカチが映える絶景スポットとして知られています。駅舎のガチャガチャで黄色いハンカチを買って幸せ祈願もできますよ。
鍋ヶ滝(熊本県)
約9万年前の巨大噴火で阿蘇のカルデラが形成されたときにできたとされる滝。20mの幅で薄くカーテンのように流れ落ちる水が優美な印象を与えます。滝の裏側からも眺めることのできる裏見の滝としても有名です。
※2024年1月現在では混雑緩和のため事前予約しないと入場できないようです
阿蘇大観望(熊本県)
阿蘇北外輪山の最高峰にあたり標高は936m。直下のカルデラとの標高差は400mもあり、断崖絶壁の上から阿蘇谷の市街地と阿蘇五岳を一望できるスポットです。雲海の名所としても知られています。
草千里(熊本県)
阿蘇五岳のひとつ烏帽子岳の直下に広がる広大な草原地帯。火口跡に雨水が溜まってできた池の周りには馬が放牧されていて、牧歌的風景の広がる阿蘇を代表する観光地となっています。
上色見熊野座神社(熊本県)
映画やアニメの舞台となってから近年SNSでも注目されている阿蘇地方にある神社です。神秘的な雰囲気の山道は「異世界への入り口」とも言われているようです。
原尻の滝(大分県)
大分県ののどかな田園地帯の中に突如として現れる絶景 原尻の滝。すぐ裏が道の駅になっている好立地で気軽に立ち寄ることができる場所ながら、幅120m落差20mの滝は迫力もあり「東洋のナイアガラ」と称されています。
高千穂峡 真名井の滝(宮崎県)
阿蘇の火砕流が侵食されてできた柱状節理の断崖絶壁が7kmに渡って続く景勝地 高千穂峡。その絶壁から水しぶきを上げて流れ落ちる真名井の滝は圧巻の光景です。ここでは手漕ぎボートをレンタルすることもでき、滝の直下から見上げるとより迫力を感じることができます。
天安河原(宮崎県)
高千穂地方には神話に由来するパワースポットが点在しており、そのひとつが天岩戸隠れの際八百万の神が集まり神議されたと伝えられる天安河原です。祈願をする人々によって積まれた石が神秘的な光景を形作っていました。
瀬平自然公園(鹿児島県)
国道226号選沿いにある開門岳のビュースポット。湾曲した国道、岩礁、松と美しい開門岳を絡めた絶景をみることができるスポットです。
長崎鼻(鹿児島県)
薩摩半島の最南端に位置する溶岩で形成された岬。間に遮るものがなく円錐形の開門岳をはっきりと見ることができるスポットです。
縄文杉(鹿児島県)
屋久島に自生する、現在確認されている中では最大級の屋久杉。その樹齢は2000〜7200年とも言われ、世界最古の杉とされています。これを見るためには往復9時間のトレッキングが必要になるので、登山編にいれてもよかったかも。
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